私はこれまで4回の転職を経て、現在は5箇所目の職場で産業保健師として働いています。
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皆さんは産業保健師をご存知ですか?
聞いたことがある方も多いと思いますが、仕事内容はどんなものか知らない方が多いのではないでしょうか。
先日、新入社員に産業保健師の仕事について説明する機会がありました。
研修の一つで、各部署の説明があり、その一つが健康管理を行なっている産業保健師の話です。
保健師、という職種なのですが、とても説明が難しい仕事だなと感じました。
保健師の中でも産業保健師の仕事はざっくり言うと、働く人たちの健康管理です。
働く人たちの健康管理とはどんなことをするのか?
まずは、年1回受ける健康診断の結果を確認します。
その結果、受診が必要な人には受診していただくよう声をかけ、結果がとても悪い場合は残業○○時間までにしてくださいね、
など、就業する上での制限を設けることもあります。
体調不良者との面談も行います。
健康診断結果、指導が必要な方への面談も行いますが、多いのがメンタルヘルス不調者への面談です。
産業医と連携してメンタル不調者の支援を行い、安定して就業が行えるようにしていきます。
年に1回実施するストレスチェックも保健師が行う仕事の一つです。
(常時50名以上の従業員のいる事業場に義務付けられています。人事関係の方が対応することもあります。)
ストレスチェックの実施、というより、ストレスチェックの結果、ストレスが高いと判定された方への面談を行なったり、産業医との面談に繋げたりします。
健康経営、という言葉を耳にすることが増えてきていると感じます。
健康経営は、従業員は会社の財産であると考え、従業員の健康に投資をすることで
生産性が上がり会社の利益になる、といったような考え方です。
(詳しい方からしたら、ちょっと理解が違っていたらすみません・・・)
この「健康経営」に取り組む会社が増えていて、健康経営の取り組みに対する支援の需要も高まっています。
これも産業保健師の仕事の一つです。
産業医と一緒に職場巡視(働く環境が安全か、健康を阻害する要因はないかなどを確認)や安全衛生委員会というものに参加します。
基本は産業医が中心ですが、産業医が常駐しているわけではない企業も多くあるため、そういったところは保健師が中心となって活動をしています。
そのほか、健康情報の配信や資料作成、セミナーの実施など、
産業保健師の仕事は多岐に渡りますが、すぐに結果が現れるものではないことも多いため、なかなか仕事内容を簡潔に説明すること、そして理解してもらうことが難しいです。
産業保健師は会社によっても仕事内容が異なります。
今書いたこと以外の業務をおこなっている方もたくさんいると思います。
産業保健師になりたい!という方は、
なぜ産業保健師になりたいのか?
ということをしっかり言えるようにしておくと面接で困らないと思います。
産業保健師の求人はなかなかなく、しかも経験者を募集しているところが多いです。
でも誰しも最初は未経験です。
まずは派遣などで経験を積んで、“経験者“となる方法もいいかもしれません。
また、私は喋れませんが、英語ができるとかなり有利ですよ!
そして英語ができる人を募集している求人の年収、めっちゃ高い・・・
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